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#24 sequel

【プロローグ-後編】  原作:アンダンテ 傍観監修(脚色担当):鳳戈齋
しばらく唖然としていた鳳であったが、少しずつ気を静める。
気付くと夕暮れ近くになっていた。洛陽住人が恐れる「おぞましい大猪」が活動を始める時刻だ。
zhengzhou_boss_03[1]
幼い頃からママにキツク言われていた事もあり、しぶしぶ帰途につく。

町中は、いまだに洛陽図書資料館閉鎖の話題で持ち切りだった。
なんでも今日の昼過ぎ、不要になった本を洛陽伝統の放火祭の厄払いとして一緒に焼却したらしい。古き良き時代の遺物を・・・


鳳はふと思い出していた(-ω-*).。o○
幼い頃その図書資料館にはよく足を運んでいた事を。

A?5

しばらく回想する。
調子に乗って余計な回想まで始めた鳳は、その図書資料館で一番好きだった本を思い出した。それは「おいしいたべもの」という超児童向けの絵本であった。
「老師というおじいさんが、良い行いをした子供においしいものをあげる」という至って平凡な道徳本であったが、絵がなかなか滑稽で鳳はその絵を気に入っていたのだ。

絵本
↑こんなのw

常に腹ぺこだった鳳は、幼いながらも「おいしいもの」が欲しくて「良い行い」を進んでやるようにしていた。しかし、いつになっても老師のおじいさんは現れず、鳳は親にダダをこねたていた。
当然絵本の話なので、老師などというおじいさんが目の前に現れる訳はない。しかし、ウォシュレットのように清らかな心を持っていた鳳は、老師の存在を信じて疑わなかった。仕方がないので、図書館に足を運んだ際には一人で二役をこなしながら絵本を読んでいた。


  鳳(老師役)「お前は良い行いをしたな(´c_, ` )」
  鳳(本人役)「したよ、じいさん。」
  鳳(老師役)「ふむ。よし、お前に何かおいしいものをあげよう」
  鳳(本人役)「O(≧▽≦)O ワーイ♪じゃあ・・・ミラクルチョコレートちょーだい(。・ρ・)ジュル」
  鳳(老師役)「なかなか難しい事を言うな。それはどんな味じゃ?」
  鳳(本人役)「んとね、それは・・・それは、不思議な味でおいしい味!」
  鳳(老師役)「ふむふむ。よぉ?し、どうだ一緒に作ってみるか?その味を…」



ここで一人二役ごっこは終わった。帰る時間なのだ。
いつも丁度いいところで、お遊びの時間は終わってしまう。だから、おいしいミラクルチョコは一度も作ることが出来ず、食べられなかった。


そんなことを回想していた鳳は、かつての自分の行動に恥ずかしさを感じていた…(゚Д゚)


「それがその味じゃよ。」
不意に思い出した。
謎の声…老師…まさかと思いながらも、口にあの不思議な味の記憶が戻る。
鳳は冷静に考えてみた。


声が聞こえた時間、本が焼かれた時間・・・。一緒である。
鳳は確信した。謎の声=老師なのだということを。そして、鳳にミラクルチョコレートの味を伝えたかったのではないかと。

A?7

鳳の心に火がついた
この日を境に、自らチョコの研究を始めることとなった。
そして数年後、満を持して「鳳チョコレートカンパニー」を設立
社章

よりたくさんの人に自分が開発した新味のチョコレートを提供したいと、日夜開発に没頭していた。チョコレートといえば、バレンタインデー。鳳はこの日に向けて試作を重ねた新チョコを作り上げ販売。

結果は・・・・燦々たるものであった。(??参照)

会社は大打撃を受けたが、持ち前の能天気さで受け流した。
受け流しはしたものの、やはり自分の作ったチョコで人を死ぬ寸前にまで追いやってしまった事にはショックを隠しきれなかった。気が滅入った日の夜、鳳は夢を見た。


 ??????
 ??????
 ??????
 ??????
 新味チョコの極みはそんな簡単には得ることはできない。
 まずは、トーチてプーニャルタを見つけ出す事からはじめなさい。
 ??????
 ??????
 いいか、そのポシェットをさげた女に聞けばきっと道は開かれる
 おまえにならできる。きっと、、、きっとできるぞ。
 まずはそこからじゃ、まずは・・・
 ふぉっふぉっふぉ
 ??????



朝になり鳥の糞が地面に落ちる音で目が覚めた鳳は、夢を思い返していた。

ぼ━━━(゜ρ゜)━━━っ

夢の中で老人が語りかけてきた言葉を反芻する。
自分がチョコの研究をはじめるきっかけになったが頭をよぎる。

A?6

鳳は寝ぼけながらつぶやいた。重たい瞼を持ち上げて窓を見る。
鳥が排泄した糞が落下していく光景が目に映った時、

A?8


鳳はおもむろに手帳を見た。

・・・・
・・・
2/14 真影と名のる女にチョコを渡す。(ポシェットから、ちり紙らしきものが出ている←気になる
・・・・・
・・・

@@!
ポシェットぉーーー!


その時の出来事が頭にフラッシュバックした。
夢での老師の言葉が、昨日までのネガテブをふき飛ばし、心は踊り始めた。

さっそく身支度をし、朝ごはんを食べる。 ←朝9時まーでーのー♪めざっましごはんっ♫(優香風)


老師が言った言葉が頭から消えない。
新味チョコを極める秘訣とは?
トーチてプーニャルタとは何か?

鍵を握っていそうなポシェットの女を探しに家を飛び出した

が、しかし5分後。
家の鍵を掛け忘れたのを思い出し帰宅したのはここだけの話。コソッと…。


チョコに情熱を捧げる漢、鳳戈齋。
新味チョコを極めるため、新たなスタートを切ったのである。


    ――――――プロローグ・完――――――

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番外編1番外編2
(冶葉さんのブログ)
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